昨日は、父の日で親孝行できた方もたくさんいると思います。

そして、事情があってできなかった方もいると思います。

私は、父の日になると、いつも亡き父のことを思い出します。

ある時、父は何の症状もないのに検査で肺癌が発見されました。

そして、手術や抗がん剤だけでなく、様々な東洋医学なども取り入れた治療を行い、約1年間の闘病生活を18年前に終えました。

今、思うと心の奥にある本当の原因についてはケアできていなかったように思います。

当時は、心と病気の関係が現在のように知られていなかったし、ガンを解消するための心理技術なども知りませんでしたので、「なぜ父が癌になるのが、今じゃないの?」思ったこともあります。

「今なら私がカウンセリングで癌の心理的原因を丁寧に解消していけば、何とかなるのに・・」と後悔したこともあります。

そして、当時、私は20歳だった私は、関東の大学に通っていたので、福岡にいた父とは離れて生活をしていました。

離れているだけでなく、精神的に未熟だった私は、父が癌であることの実感がわかずに、父と共に過ごす時間(量も質も)を大切にできていなかったように思います。

そんな後悔があったにも関わらず、夜中に父が亡くなったことをバイト先の職員から聞いた時に、「俺は絶対後悔してないと思おう」と決めました。

その「思おう」が問題でした。

自分で決めたそのことさえも、すっかり忘れていました。

そして、そこから周囲には強がって(当時は強がっていることも気づいていない)「後悔なんかしてないよ」とずっと言い続けてきました。

亡き父に伝えた言葉とは

それからいろんなことを経験し、学びを深めた私はある時、10日間の瞑想修行(マインドフルネス)に行きました。

※瞑想(マインドフルネス)は、名だたる有名企業が熱心に取り入れているものです。

その間、他人との会話も、あらゆる情報もなくし、食事とシャワーと軽い運動とマインドフルネスだけという生活でした。

そんな生活を続けていると、急激に自分の思考がクリア(無駄がなくなり)になり、直感力が研ぎ澄まされていくのがわかりました。

その状態を続けて、8日目の夜、普段みない夢に父親が突然出てきました。

思考がクリアになっているため、その父がでてきた瞬間、パッと目が覚め、父に私が何をいいたいのか、直感的にわかりました。

それは、「本当は後悔している気持ちがあることをもうこれ以上、心の奥に溜め込むな」というメッセージでした。

その時は、夜中の1時30分でしたが、私は泣きながらこういいました。

「お父さんが病気だった時の、私の関わり方に対して、本当は後悔しています」

「だけど、お父さんの死から、様々な学びを深め、心と病気の関係、心と癌の関係を知り、それを解消する手段も手に入れたよ」

「そんな自分の生きる使命を見つけ、毎日前に進んでいるのはお父さんのおかげだよ」

などと、心の奥にあった後悔と感謝の気持ちを伝えました。

いい大人が、本当にワンワン泣きました。

そこから私の脳の動き方が変化しました。

今という瞬間を大切にすることを教えてくれた父

それまでは、

「あの時、心と病気の関係、心とガンの関係、その解消法を知っていれば、、、」とか

「私がカウンセリングして何とかしたのに・・」

と後悔する一面もありました。

それが、後悔ではなく、その父のおかげでそうなったということを心の底から感じられるようになりました。

そして、過去を後悔することよりも、今を生きることの大切さを学びました。

私は、いつも今というこの瞬間の幸せを忘れて、過去を思い出し、落ち込んだり、まだ来ていない将来を不安になって、今を生きていませんでした。

それから、「今を大切にすると決めました。

それでも、それは簡単にできるわけでもありません。

だからこそ、これからもあらゆる場面で、今という時の中にいるのか、振り返りながら、丁寧に大切に過ごしていきたいと思います。

今という瞬間を大切にする」ということを教えてくれた父に、「ありがとう」という言葉を父の日のプレゼントとして送りたいと思います。