先日、テレビで「ここまでしゃべっちゃうの?」というような内容が放送されていました。

よーく見ていると、そこにもある戦略によって視聴者の思考を誘導するような仕掛けがたくさんありました。

その翌日、フェイスブックの投稿でも、「昨日、テレビでこんなこといってましたよー!」「みんな気づいてくださーい」的な投稿を見て、その番組の奥にある核となる前提を気づかないうちに飲み込まされていることに気づいていない様子の方もいました。

オレオレ詐欺もそうですが、「まさか自分だけは洗脳なんかされるはずはない」と思っている方に限って、自分でも気づかないうちに誘導されていたります。

そのような人間心理を利用する手法があることを理解した上で、周囲を見渡すと、世の中には恐怖を煽る宣伝や広告や誘導がそこらじゅうに存在していることに気づきます。

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そもそも、なぜ、世の中にはそのような広告や宣伝が多いのでしょうか?

その理由は、簡単で、そのほうが実際に売れるからです。

なぜ、その心地よくない誘導で、そもそも売れてしまうのでしょうか?

それは、現代社会における私たちの心がまだまだ欠乏感を抱えている状態の方が多いことを証明しています。

例えば、「これを買わないとこんなに損をしちゃいますよ!」といわれると、その不安に思っている人はその不安から逃れるために、それを買おうとするかもしれません。

ここまでわかりやすい表現を使う人はアマチュアで、実際はもっと巧妙に不安や恐怖を煽りながら誘導する例がほとんどです。

そして、その欠乏感を煽る言葉の表現は、残念ながら医療の現場でも頻繁に使われています。
「急いで手術しないと大変なことにますよ」「薬を一生続けないと大変なことになりますよ」など、挙げればきりがありません。(一方では、患者さんを安心させる言葉を大切にしている病院やクリニックも増えてきています)

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私たちは、自分の心の中に「何か足りない」、「何かが満たされない」と感じている時、その何かをくすぐられると、すぐに飛びついてしまう傾向があります。

そして、私たち自身が「何かが足りない」「何かを埋めたい」という欠乏を前提に選択した行動は、その欠乏に気づかない限り、うまくいかない状況が続いてしまいます。

一方で、その自分の中にある欠乏感をベースに追い求めるパターンがあったことに気づけたら、どんだけ楽で自由な世界が広がるのでしょうか。

ビジネスにおいて成功したいと思っている人は、一般的な成功事例にある「欠乏感を煽ることで成立する」ビジネスモデルを学ぶよりも、まずは自分の中から欠乏感をなくすことが大きな一歩なのかもしれません。

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私たちはそもそも存在だけで価値があります。

「そうはいっても・・」と考える方も少なくないかもしれませんが、その本来の自分の価値や心の奥底にあった思いに、セッションやセミナーを通して、「はっ!」と気づかれた時のクライアントさんの表情やその後の現実の変化を聞くと、人の無限の可能性を感じずにはいられません。

「今どういう自分でありたいか?」という問いに自分自身で答えていくためには、欠乏感を煽るビジネスモデルではない自分なりの方法で、多くの方に可能性のチャンスを知っていただけるように、日々今を大切にしたいと思います。

そして、時々ぶれそうになることもありますが、それは自分の大切にしたい思いをより強くするために起きていることもわかっているので、これからも今を大切に生きていきたいと思います。

そして、そんな自分で目の前の方の最高の可能性を引き出すお手伝いを続けます。