誰もが本物を見抜けるか

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執筆者:松木寛
セルフエンパワーメント・コーチ
統合医療カウンセラー
理学療法士・日本抗加齢医学会認定指導士・全米ヨガアライアンス養成学校講師

 
私たち人間は、生まれた時には何のルールも持っていない。

 

成長していく過程で、親やその他の家族、学校などの教育、テレビなど様々な外的な要因から、自分の中のルールが確立されていく。

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つまり、私たちのルールをつくる土台となった情報は全て自分以外の外部からの情報である。

 

そして、その自分以外のものとはなにか?

 

それが社会の中でのこれが正しい!これは当たり前だ!という多くの方々が常識と考えている集合的意識として存在している。

 

しかし、現在はインターネットやSNSなどの急速な発展により、自分の欲しい情報が簡単に手に入る時代になった。

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そのおかげで、今まで常識とされてきた情報とは全く逆の情報が選択肢としてでてきている。

 

教育的な幅も広がり、医学的な常識も変化しはじめ、少しずつ多様性を尊重できる自由な社会に進んでいるようにも見える。

 

一方で文明が発達していく中で、私たちが本来持っている力が失われてきているのかもしれない。

五感情報も習慣化している動作や意識を変化させるだけで鋭くなるという研究もある。

そして、もうひとつ人間の本来持っている能力のひとつとして、とても重要なのが直感である。

例えば、何かのSNSの記事を読んでいても全体的にはいいこといっているのだけど、なんか引っかかるとか、

 

会ってみて素敵な話をしてくれるが、なぜだかちょくちょく矛盾や引っかかりを感じるなどはないだろうか。

これこそがあなたの直感である。

 

もちろん、この現在を生きていく上で、様々な方々との交流をする機会が多い中、自分と全く違和感を感じないほど、全てがしっくりする存在はそんなに多くないだろう。

しかし、本物か本物でないかを見極める時、自分が大切な選択を迫られている時は、その時の直感を信じたほうが大抵うまくいく。

 

※ここでの本物とは、本人にとって本物という意味で、世の中にとって社会の中でという意味ではない。

誰かを選ぶ時、あの人のほうが経歴が凄いからとか、あの人のほうが稼いでそうだからとか、見た目がこうだからなどの外側につけた基準ではなく、自分の心の直感に素直に従うのが最もうまくいく。

 

直感に従い選んだり、たまたま巡り合ったのならいいかもしれない。

直感を大切にして生きると決めると、自分が持っている”正しさ”や”こうあるべきあるべき”、”こうあってはならない”などの不要な概念がわきでてくる。

 

それに気付きながらまた直感を大切にした選択ができた時に、自分の直感の素晴らしさに気づくだろう。

 

自分の中にある本物に気づくための直感はすでにもう皆さんの中に存在している。

 

それを自由に活用してみてはいかがだろうか。

 

「創造しようとするならば、直感に従いなさい」by レオナルド・ダ・ヴィンチ

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セルフエンパワーメント・コーチ 松木 寛(まつき・ひろし)
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