先日、セッションをお受けいただいた方からご感想をいただきました。
体と心のつながりにフォーカスしていたことと、ここなら自分の気づかない「自分」に気づけるように感じたので、直観的に申し込みました。
楽しみにしていましたが、実際にセッションを受けて、予想を超えた気づきを得ました!
カウンセリングを受けて二か月半。あの日に起こった私の中の変容は、一過性のことではなく、本当に「変化した」という実感です。
長い間、握りしめていた思いこみは、思いこみでしかなく、私を苦しめた父親との関係は「心地よい人と人」というものになり、「私は存在してはいけない」という思い込みはすっかりありません。他人も自分もフラットな関係で見ることができている今、軽やかです。世界は敵の塊ではありません。世界は優しい。という体感です。
のどが渇いていたら水がおいしいように、乾いていないと、欲しくもなく「つまらないなぁ」という感覚と共に、今日ふっと「私は本当にこの経験がしてみたかったんだ!」という腑におちる感覚がやってきました。きっとこういう理解も、心が柔らかくなっているから受け入れられたものだとつくづく思っています。頭でなく、体が受け入れるようになりました。
この方は、最初、「お父さんとは来世生まれ変わっても絶対に会いたくありません」ときっぱり言い切っており、お父さんを許せないという気持ちがとても強く前面に現れていました。
最初は「お父さんとの関係が鍵かな?」と私は感じていましたが、その方が「私、毎日のように死にたいと思っているんです・・・」とお話された言葉に、私の直感が閃きました。
そこから、ある質問を重ねることでカウンリングの流れが一変しました。
その方は、その質問により「生きる目的が明確」になり、ボロボロ涙されていました。そして、その視点でお父さんのことを考えると、認め、許し、感謝の気持ちが湧き起こってきたようでした。人は、他人を許せていない時は、何かに気づいていないだけだったりします。人は、ひとつのきっかけによって、自分の意識の深くにたどり着き、大きな気づきが起きた時、本当に人生の流れを一変させていくことになっていきます。
そこにいくためには、人によって様々なステップや体験があるかと思いますが、そこにたどり着くことは覚悟さえあれば、そんなに難しいことでもないのかもしれません。