人は、人生での体験を重ねる中で、「自分はこういう存在だ」「世の中はこういうものだ」という思い込みを育んでいく。
そして、あらゆる日常の中から信じていたものの証拠を集めるように、思い込みを強めていく。
それは同時に、自分や世界を認識する癖を強めているということである。
その思い込みからくる”自分の存在を認識する独自のパターン”が、”物事を捉えるパターン”ともつながっているし、
思うこみからくる”世の中を認識する独自のパターン”が、”他人を捉えるパターン”ともつながっている。
目に見える事実はひとつでも、それを捉える認識の癖(フィルター)は、人の数だけ存在する。
そのように、人はそれぞれのフィルターで、自分、他人、物事、世界、宇宙を認識する。
ひとりだけの世界を生きている。
その独自のフィルターで
他人を語り、
社会を語り、
世界を語り、
自分を語る。
そして、
その独自のフィルターの特性にあった
他人を引き寄せ、
出来事を引き寄せ、
今の自分が創られている。
今、最悪な体験をしているなら、
新たな自分を示す時だし、
今、最悪な気分なら、
新たな自分を示す時。
それは、
誰かが、見ている・見ていないは、関係ない。
ただ、自分がどういう自分でいたいのか?
それだけを素直に表現してみるといい。
それは、
体験したこともないとてつもないチャレンジに感じたり、
うまくいくための保障がほしくなったりもするかもしれない。
それほど、
新たな自分を表現することは怖い
本当に自分を体験していくことが怖い
最高の幸せになることさえも怖い
しかし、その怖さがある時こそ、
自分の心の声に従い、何かを選択する時かもしれない。
もし、それが、
何かをやめるを選択したとしても、
何かをやると選択しても、
必ず、闇が光に変わる。
必ず、最悪は最高に変わる。
必ず、最高の道がひらかれる。
もし、心の声がわからない時、
わかるタイミングが必ずくるから、
そのタイミングをじっとじっと待ってもいい。
もし、今、
大きな感情に揺さぶられたり、
大きな体験に振り回されたり、
大きな罪悪感がわいたり、
どうしようもない何かを感じているなら、
それは、最高の自分を示すチャンスが来ているということだけは気づいていてほしい。
そして、最高の自分を表現することが最高の自分を創っていくということだけは気づいていてほしい。