「今日からダイエットをするぞ!」
と決めたとしても、すぐにたくさん食べてしまうこともあれば、やっぱり無理だとすぐに諦めてしまうこともある。
また、「試験勉強をしなければいけない」
とわかっているのに、ついつい友人と長電話してしまったり、普段やらない掃除に集中したりしてしまうこともある。
これは、表面の顕在意識では、「こうしなければいけない」とわかっているのに、心の奥底にある潜在意識が“行動させないように“させている。
この無意識の行動は、様々な条件によって、これまで構築されてきた思考の癖(潜在意識のパターン)のようなものである。
タバコをやめることができていた人が、お酒を飲む席で友人が吸っているのを見て、どうしても吸いたくなり、また喫煙を開始してしまう事例も多い。
これは、環境が潜在意識に大きく影響することの証でもあり、環境とはその時に聞いた言葉や誰とどこにいるのかが影響する。
「じゃ、その環境にいなければいいのね・・・」という問題ではなく、
どのような環境にいても、影響を受けずに、”目標を叶える自分となる”ように、脳内記憶や脳内の知覚フィルター(認識する癖や世の中を見ている色眼鏡)を調整すればいいだけである。
例えば、自分の発する言葉は、自分自身が一番きいており、自分の潜在意識が「そういう人でいたいのね・・」と繰り返しきいている。
そのため、自分の日常的に発する言葉を変えるだけでも、潜在意識はその影響を少しずつ受け、変化していくことにつながる。
しかし、その他にも潜在意識にある思考を調整する方法は無数にあり、ガラっと変化させることも、少しずつ変化させることも可能である。
セルフエンパワーメントのカウンセリング・コーチングでは、そのクライアントの特性や段階や置かれている状況に合わせて、潜在意識を調整し、クライアントの望む方向にスーッと流れを変えることができる。
なぜなら、今起きている現実をそのようにしてしまっている潜在意識の中にある”本質的な根本原因”にアプローチするからである。
自分の無意識、潜在意識を活用して、望む方向に向かうのか?
無意識、潜在意識を無視して、今のまま立ち止まるのか?
それもいつでも自分で決定できる。