体が健康な状態でなくても幸せな気分でいられる人もいれば、
微熱があるだけなのに、この世の終わりのような気分になる人もいる。
体の症状ばかりを何とか対処しようとする医療のままで“本当の健幸な状態”になれるのだろうか?
では、どのような人が本当に健幸へのサポートができるのだろうか?
自分のことを自分で知らないカウンセラーが、本当にクライアントのことを知れるだろうか?
自分の弱いところを認めていないカウンセラーが、本当にクライアントの性格や人生そのものを尊重できるのだろうか?
自分への信頼が十分でないカウンセラーに、クライアントが本当の健幸になるという信頼を持つことができるだろうか?
クライアントの悩みに対して、不幸な出来事と決めつけるカウンセラーに、その現実を変革するサポートが本当にできるだろうか?
そして、病気に対して闘う姿勢のカウンセラーが、本当にクライアントから病気を取り除くことができるのだろうか?
この世の中で起きる事象に争いや抵抗する行為は逆にその事象を作り出すといわれている。
あのマザーテレサが「私は反戦活動には参加しないが、平和活動には喜んで参加します」といったのも、反戦という言葉、活動の裏には、戦争というものが存在しないとできないものだとわかっていたからだろう。
そして、本当の心が寄り添う医療とは、
クライアントにどのように対応するかではなく、
クライアントと関わる自分がどういう自分であるかに焦点を持ちながら、
クライアントの人生で培ってきたパターンを丸ごと受け止め、尊重し、柔軟性を持たせ、気づきを与え、選択権を与え、変革させていくことが本当の個別性を重要視した心に寄り添った医療だと思っている。
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