【最新科学から読み解く病気をやめる2つの鍵 】

現在、エピジェネティクスという学問では、遺伝子そのものが病気を作るのではなく、
環境が遺伝子に病気になるように信号を送ることがわかってきています。

簡単な表現にすると、

「〇〇家系だから・・」とか
「遺伝だからしょうがない」ということではなく、

「環境」が遺伝子の状態(活動的な状態か不活性化した状態か)を変化させているということです。

そのため、

「自然治癒力を最大化したい」と根本的な健康を追求する人たちの間で、空気や水や食や住環境や放射能など
環境要因と健康について様々な角度から調査され、大切なこととして実践されてきました。

その一方で、そのような外的環境だけが病気に関係するわけではないことも、
最近の研究では明らかになってきています。

例えば、孤独感が免疫細胞と強く関連していることが科学的にわかってきましたが、
その「孤独感」というものの正体は、「社会からどれだけ疎外されているか」よりも、
「本人がどれだけ孤独を感じているか」という主観的な感情のほうが免疫細胞との関連性が強いということが
明らかになっています。

つまり、これは「環境」ということ以上に、その環境で「人がどのように感じているのか」ということが
免疫細胞にとって重要な因子であることを示しています。

例えば、同じ職場環境にいても、ストレスを感じながら頑張っている人もいえば、強みを発揮し楽しんでいる人もいるでしょう。

その両者は、全く異なる信号を自分の遺伝子に送っていることになり、どちらがより健康的な状態かは容易に想像できます。

このような重要なことが科学的に示されてきた現代、

そして、

未知なる感染症が流行っている現代、

私たちが今だからこそ、気づかなければならないことが、明らかになってきたように思います。

この話になると、様々なことをご紹介したくて、話がまとまらなそうなので、
今回は、2点ほどご紹介させていただければと思います。

ひとつ目は、「自分のおかれている環境は、自分の意志で変えることができるということ」です

環境が遺伝子に病気になるように信号を送っているということは、環境を変えることで、
その信号が止まる可能性もあります。

場合によっては環境を変えることは、とても勇気のいることですが、自分の意志で病気をやめるために覚悟を持てば、
その勇気を行動のエネルギーに変えられるかもしれません。

もし、「それはわかっているけど、それがなかなか難しいんだよなぁ」と感じている人は、
潜在意識にある恐れの根本原因や病気になった本当の理由について、もう少し丁寧に紐解いていくことが必要になるかもしれません。

潜在意識は私たちの思っている以上に、私たちのひとつひとつの選択に強力に作用し、私たちの意思決定を操り、人生を作り上げています。

この状況の場面で、私が潜在意識の中を紐解くことをおすすめしているのは、潜在意識を一時的な方法で調整するのでは、
根本的な解決にならないからです。

このことについて話をしていると、ずっと終わらないほど続くので(笑)、またいつかの機会にさせていただきますが、
とにかく環境を大きく変えてみることは自分の健康状態にとって、とても良い作用を生み出す可能性があるということをここではお伝えしておきたいと思います。

先日、たまたま入った奈良駅にあるカフェの店員さんは、医者に「最低でも1ヶ月以上は治るのにかかる」「緊急入院しなさい!」と言われた酸素飽和度(SPO2)が89%でレントゲンで下のほうが真っ白になった肺炎を、フラフラになりながら大好きな沖縄で過ごすことで、3日で治ったとお話されていました。

なぜ、沖縄にいくだけで治ったのかという理由は、話を聞くと深い理由(その人自身の背景)がありましたので、「誰でも沖縄にいけば健康になるよ」という意味ではありません。

ただ、それだけ環境が私たちの健康状態(自然治癒力)に大きく影響をしているということをここではお伝えしたくて、お話させていただきました。

そして、

もうひとつは、「その自分のおかれている環境について、どう感じるかは自分で変えられるということ」です。

私たちの感情は、どこから生まれているかを考えると、重要なことが浮かび上がってきます。
私たちは自分の感じる感情をコントロールできるでしょうか?何かの体験や外部刺激(出来事)が起こり、それにあわせて勝手に感情が発生します。

つまり、感情は無意識から自動反応的に感じるものになっています。「無意識から自動的に上がってくる感情なんて本当に自分で変えられるの?」と思った方もいるかもしれません。

それについて、答えは「Yes」です。

潜在意識の仕組みについて知っておくと、それが変えられることがわかるはずです。潜在意識とは、「過去の体験からつくられた思い込みと解釈の集合体」です。そのため、過去の記憶から作られた思い込みや解釈が変われば、私たちが感じる感覚は変化します。

例えば、「お金をたくさん稼いでいる人は絶対に悪いことをしている」と誰かから教えられて、「そうなんだ」と思ってしまえば、お金を稼いでいる人をみると、悪者に感じますよね?

逆に「お金はたくさん稼いでいる人はたくさんの人に喜んでもらえているんだよ」と誰かに教えられ、それを「そうなんだ」と思ったとしたら、お金を稼いでいる人をみると、素敵だと感じるかもしれません。

それほど、僕たちが信じていることによって、私たちの感じていることが変わるということです。つまり、私たち自身の信じていることを変えることができれば、環境から感じる感覚が変わるということになります。

他にも挙げればキリがありませんが、日常に不満を感じて生きていた人が、戦時中の人たちが今の私たちにしてくれた歴史を知ることで、日々に感謝を感じて生きるようになる人もいるかもしれません。(知覧の特攻隊の人の手紙などを見て、心の深い部分が動かされ、自分の命をどのように使おうかを真剣に考えだす人もいます)

それほど、僕たちの潜在意識は、様々な知識を知ることでも、誰かの生き方、生き様、思想に触れるだけでも、自分でも気づいていないうちに変化しています。

その環境から感じる感覚がどうしても辛い時は、ひとつの目にご紹介させていただいた通りにその環境ごと変えることもおすすめですが、環境を変えても同じようなことを繰り返していたり、環境を変えられない場合にこそ、自分の潜在意識という内面の世界に入って、なぜその感覚を生じているのかを発見し、その思い込みを解放してあげてほしいと思います。

そして、最後に、どうすれば先ほどご紹介させていただいた2つの問題を一気にクリアできるかについてお話させていただきたいと思います。(以下の2つの問題を一気に変えるための鍵についてのお話です)

①環境を変える勇気を持ちたい
②環境から感じる感覚を変えたい

上記の課題を一気に解決する方法は、たったひとつです。
それは、「魂の望みを自覚する」です。

RADWIMPS(ラッドウィンプス)の「万歳千唱」という曲の中に、このような歌詞があります。

「笑われたりしないことが 君の生きるゴールなの?」
「笑われてもビクともしない モノを探していたんでしょ」

まさにこれです。心の最も深くにある望みを僕は「魂の望み」と呼んでいます。その魂の望みを生きる時、今まで恐いと思っていたことを超える勇気が湧いてきて、自分の内面がこの外側の現実世界を本当に作っているのなら、本気で自分を見つめたいというする誠実さを取り戻すことができます。

僕たちは、どんな人も生きる意味と目的と役割を持って生まれてきました。それでも、それに気づかないままなくなっていく命があります。しかし、私はこのブログにたどり着いている人は、必ずこの人生で生きる意味と目的と自分の命の役割を思い出すことになると確信しています。

なぜなら、深い部分でそれらを発見したいと思っていなければ、このブログを発見することができないし、ここまでの文章を最後まで読もうと思えないからです。

そして、そのような魂の望みを絶対に発見したいと願い、気づきたいと願っている人のために僕は個人セッションをしています。私たちは自分が忘れかけていた「魂の望み」に出会った時、体が勝手に反応し、涙することが多いです。そして、その魂の望みに出会ってからが第二の人生のスタートです。

どんな人でも、いつからでも第二の人生をはじめられます。そして、その人生が始まる時のサインとして、病気が消えたり、現実的な問題が一気に溶けたりするのは、本当に興味深い自然の摂理です。

 

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