セッションのご感想|お母様のご病気と向き合われて

お母様のご病気で大切なことに気づかれた方からいただいたご感想です
(掲載の許可をいただきました)

数ヶ月前、母がガンになったことを聞き、自分の人生が停滞しているから、
母を病気にしてしまい、私はやってしまった」と思いました。
その後の出来事からも、 自分の停滞している生き方を責める思考になっていました。

けれど、言葉や意識で病気を治せる事を学んだんだから、何とかしようと思い、
母とセッションすることにしました。目的は、愛や感謝を届けるためにです。

セッション中、「本当に母は、愛が大きいよなぁ」と 思ったら、泣いてしまい、
セッションが途中になってしまいました。

セッションを上手くやれなかった。という思いもあったけれど、
私の内側には、母との間に愛を感じあって温かい感覚の交流がありました。

私が、愛や感謝を届けようと思っていたけど、
母は、こんなにも私を愛してくれていたんだなぁ。と感じたら、感謝で一杯になりました。

けれども、手術までにやれる事をやろう!まだ不十分という左脳の働きがあり、
今度は、お互いに愛に気づく目的で、セッションをしたら、母は、ものすごく面倒くさそうで、
嫌な思いをさせてしまい、 自分本位でセッションをしてしまい負担をかけたと反省しました。
その後、何度かセッションをしましたが、 手応えを感じない感じでした。

そこで、松木さんにセッションして頂いたら、母とのセッションで、
1回感じた確かな温かい感覚がそれを感じるために母のガンがあったのだと思えました。

私は、人にも自分にも日々、奇跡や尊重を強く感じて接したいし、
その思いを広げたいんだ! とハッキリ思えました。

型や結果ではなく、 私が感じた温かい感覚が
私にとって本当に大切にしたい事なのだと力強く思えました。

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ここから少し補足させていただきます。

この方は、長い間、意識の探求をしてきていて、潜在意識の調整法や意識を使って健康を取り戻す仕組みもしっかりと理解されている方でした。だからこそ、お母様のご病気が発覚した時に、「現実は自分が創り出している」という概念を採用して、自分自身を責めるという思考にずっと飲み込まれていました。

また、お母様との関わりにおいても、「もっと、私が何とかしなきゃ」「でも、今の自分とは関わらないほうがいいのではないか?」という八方塞がりのような感覚と思考に飲み込まれていて、覚悟をもって動けない自分に対して、「自分が傷つかないように自己保身している」という思考にも巻き込まれ、「こんなことになっても覚悟ができない自分が恥ずかしいし、情けないです。」とお話されていて、

「自己保身したきっかけと改めて向き合ったり、ずっと動き出せていない事に 向き合ったりしていますが、傷つきたくないという自己保身が手放せずにいます。 それを手放したいというご相談でした。

丁寧にお話を聴いていくと、まずはお母様のご病気が発覚した時点から自分を責める思考に飲み込まれ、そこから転がるように意識が低い状態を続けていました。そこで、「自分が停滞していることがお母様の病気を創ったと思い、そんな自分を責めているのは、誰ですか?」という質問からなげかけてみました。

すると、「私です」といいます。
『それは本当にあなたですか?』と聞くと、「はい!私です」といいます。

でも、ここで私がその方と分かち合いたかったことは、それ(「自分が停滞していることがお母様の病気を創った」)は、ひとつの意見であり、思い込みであり、考えであって、単なるひとつ思考にすぎないということでした。

それをゆっくりと認識していただくようお手伝いをさせていただいたところ、徐々に自分だと思い込んでいた重たいエネルギーからの解放が進んでいきました。

そこで、「そのご病気がわかった時、どんな自分でいたかったのですか?」と確認してみると、涙を流しながら、「あたたかい感じ」と答えてくださいました。

「そのあたたかい感じの中身を教えてもらえますか?」と確認すると、今この瞬間がかけがえのない奇跡で、お母さんのことを尊い存在だという感じを感じたかったと言っていました。

そのことを今すぐ実行されたいんだなと思い、その想いを素直に表現する機会はありましたか?と聞くと、思い出したように泣き出しました。

そこで体験したことは、「今この瞬間が本当にかけがえのない奇跡のような瞬間で、お母さんを心から尊敬し、愛していて、私自身もこんなにも愛されていたんだ!」ってことをお互いに言葉で伝え合い、分かち合う時間がありました。」とおっしゃられていました。

その感じている時の心地よさは、今まで感じたことのない喜びの感覚だったそうです。私たちの魂が本当に望んでいることを体験している時、「それ!」という感覚を通して、自分にとって大切なことだと教えてくれます。

しかし、ここで「自分には何かが欠けている」「自分には何かが足りないから頑張らなきゃ・・」という思考に飲み込まれてしまうと、本当にかけがえない感覚さえも、「それはいいからもっと大切なことしなきゃ・・・」と感じることを中途半端にさせて、自分の大切なことを自覚できないように思考(エゴ・左脳)は持っていきます。

でも、この方はすでに左脳を沈める、思考に囚われないという練習を繰り返されてきた下地があったため、実際に大切な感じをお母様との間で存分に経験していました。(それほど左脳がある程度静かだったのです)

その方は、お母様を何とかしたいのではなく、お母様と関わる自分を元に戻したかったのです。私たちは、自らの魂が望む「在り方」を感覚的に自覚できた時、内側からエネルギーが溢れ出し、未来が明るい光で照らされる感覚がします。

「自分がダメだったから、自分がなんとかしなきゃ」という意識から、「自分はこうしたかったんだ!」「自分はっこう在りたい!」という気持ちの自覚へとシフトできたことは、大きく意識レベルが拡大した証拠でもあります。

最後には、「改めて自分の大切なことがわかりました!」「自分が大きくなった気がします!」「呼吸がやっと吸えます!」と笑顔でお話されていました。

人は誰でも自分を責める意識に巻き込まれてしまうことがあります。

その時、これまでの自分が全て無駄だったかのように感じたり、
未来が完全に閉ざされた状態に思えたり、
自分がダメな存在に思えたりと、どんどん望まない思考を活性化するという
思考の罠に陥ってしまうことがあります。

しかし、実際はその思考は私たち自身ではなく、単なる思考であり、
過去の体験からパターンされた神経回路のひとつに過ぎません。

そのことに気づくことができれば、また今と深くつながりやすくなり、
本来の自分として、未来に対して最適な働きかけができるようになります。

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