数日前に、都内の統合医療研究所でセッションさせていただいた、80代男性の娘さんからご感想をいただきました。
前立腺肥大、認知症、糖尿病があり、現在の主な悩みは失禁してしまうこと、認知症が進んでいることが心配だということでご依頼を受けました。
下記メッセージから引用
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セッション2日後のご連絡
松木さん、おはようございます
一昨日のセッション、そしてメールありがとうございます。
早速、一昨日の帰り道から変化がありました。行きは10歩くらい歩いて疲れた、肋骨の下あたりが痛むと言っていたのが、帰宅時は、ずっと歩き続け、新宿でコーヒー飲もう、ビール飲む?とも言っていました。そして、今日の感想を聴いて、色々話していると、あーそうか!と本人の中で父の父に関して気付きがあり、そこから表情が変化しました。自分の部屋も、片付けてと初めて頼まれました。
そして、昨朝(セッションの翌日)のおトイレも、いつもより量が減ったと喜んでいました。足のむくみが左右あったのが、左はほとんど引き、右もいつもより細くなり、奇跡だなと言って嬉しそうにしていました。また、治るかもなとも言っていたので本人の中で今まで見たことの無いガッツポーズもでるほど前進していることの嬉しさを感じていました。
他にも沢山父が進みはじめています。私も本当に嬉しいです。私の中でも、色んな気付きが起こってます。 片付け中、自然に泣いていて涙が止まらなくなりました。
セッション3日後の朝のご連絡
松木さん おはようございます。
松木さんの言うように、父はとても寂しがっています。 昨日の糖尿の病院に行く時の認知症のスイッチが入った件も、多分そうなんだろうなって思っていました。正直、一昨日の表参道首藤クリニックに行く前の失禁の時にもそれを感じて、そこで一瞬私もそのまま家に帰ろうかと思いましたが、思い留まりました。
現に私が留学先に行くことになる前から体調が悪くなったり、本当にぴったり留学先に私が行った8月から、今出ている症状がどんどん良くない方に進んでいきました。
糖尿の数値も明らかに8月から上がっていて、 それに気づいて、家を出ている兄が週に1度家に行くようになり、また血糖値は下がっていっている状態です。
私も、父の孤独感というものがとても強いんだということが今回片付けをしていて改めて気付いたのと、それで心配をかけて戻って来るのを求めているのも、その前から気付いていました。
そのことをセッションの日の夜や、昨日の病院でも父に、既に伝えてました。そして、私も留学先に行く前に、正直、やっと家から離れられると思って居たのもあって、もう帰って来ないかもよというような発言を結構していたのも影響したんだなと思いました。父の部屋の掃除をさせて貰って気付いたこともあります。
母が旅立ったあと、今まで約30年男手ひとつで私たちを育ててくれて、お陰様で私たちもそれぞれの道に進み出して、さあこれからは父の好きなこと出来るぞって時だと思う今。それなのにまだまだずっと子供たちの幸せを願ってくれてることってすごい愛を感じて、嬉しいなと思いました。
そして、気付いたら整理しながらボロボロ声をあげて泣いていて、父が自分の部屋に沢山貯めてきたものたちは、父が今まで約30年間、寂しさや何かを我慢したり耐えてきた分なんじゃないかと、私はそれに今まで気付かないでいたこと、帰国する時、正直面倒だし自分の夢の途中で邪魔すんなよ認知症と思ってたり、いつもと違う父と向き合うのを避けてた自分を悔いました。
父は、私が片付けながら泣いてるの気付いて、ずっと側で話を聞いてくれて、そのことを私も正直に全部話しました。認知症は、父が抱えてきたものを解決できるものだから、それで父が楽になれるなら、もう認知症になっちゃいなよともいっちゃいました。その方が私も腹くくって帰ってこれるしと。
加えて、もしそれで帰って来なきゃならなくなるのは、帰国しても私は悲しいし、喜んで帰ることは出来ないかも。むしろ、帰国した時に、美術館に一緒に行けることとか、新しい彼女が出来て結婚するとか、そういうのだったら、いつでも喜んで帰って来るよということ、留学先にも来てくれたらめっちゃ嬉しいし、絶景一緒に見れたら嬉しいという思いを伝えました。
それと、 父のお陰で私たち子供がそれぞれのやりたい事を見つけて家から巣立つことができて、本当に感謝していること、私たちは、これからは父の人生を父のために使って貰える、新しい人生、第2の人生を進んで行っていることが幸せだということも伝えました。その後から、掃除もなんか全然苦じゃなくなりました。むしろ父の知らなかったことを知れてすごい面白いです。 父も、その前までは、寂しいとかはないんだよと言っていたのが、寂しいっていうのは思わないようにしてたのかなあとボソッと出るようになりました。
そんな昨晩、父は沢山夢を見ていたようで、ききとれなかったのですが、寝言を沢山言ってました。 今朝、そのことを話したのですが、内容は覚えていなかったです。
今日も立ち上がりも引き続きスムーズで、トイレも、また大丈夫だったと自分から喜んで話してくれました。本当に前進しまくっています。
今日はリハビリで、見送りして、スタッフの方と歩いてる時の会話で、ニコニコしながら元気になった!と話しているのが聞こえて嬉しくなりました。
私自身はまた留学先に戻りますが、毎日電話で父を支えていくことにしました。私がカナダに行く日だけは、誰に聞かれてもはっきり答えて何日後かということまでも把握してます。そこからも、寂しさを感じているのかなと思います。でも私はやっと心の奥底から日本にちゃんと帰って来ようって決めました。
これを書いていて今、気付きました。そう言えば、昨年の8月に出国する日、近所の人に挨拶していたらなぜか泣いたのを思い出しました。今朝も何かの夢を見て、泣きながら起きました。部屋の整理をしながら泣いた理由も、それが今分かりました。私はその時、父から逃げました。 本当に今回帰国して気付けて良かったです。ちゃんとこのことも父がリハビリから帰ってきたら伝えようと思います。
セッション3日後の夜のご連絡
娘さんはお父様(クライアントさん)に伝えたそうです。
そして、その夜、「松木さん!父が病気やめました」と娘さんから連絡が入りました。
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病気をやめた詳細をまた教えて戴くことになっています。
※カウンセリングでは、クライアントさんの大切な個人情報を扱いますので、簡単にはシェアすることができませんが、今回はご依頼者様と当事者様の許可を得て、個人情報として特定されない表現に一部編集してシェアさせていただきました。
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