【本当にあなたのことを大切に思ってくれている人が、あなたの「やりたい!」という大切な想いを否定するだろうか?】
もし、あなたの大切な人があなたが「やりたい!」と思っていることを否定しているとしたら、それは最高のチャンスだろう。
まず、確認してみてほしい。
・これまでの人生で自分が「やりたい!」と思った時に、誰かに「やめた方がいい!」「やめろ!」と言われることを繰り返していないだろうか?
仮に、ご両親に反対されたり、パートナーに反対されたり、友人に反対されたりを繰り返しているとしたら、この流れを今変えるチャンスだ。
それは明らかに「新しい自分を創造する」チャンスだ。
その体験は、あなたの中に眠る「それでもやる!」という情熱を奮い立たせるために起きているかもしれないし、自分の人生は自分で創るということを力強く決める機会かもしれない。
もし、あなたが大切な人を意見を尊重してきた優しい心の持ち主なら、あなたが本当にやりたいことをすることによって、それを止めていた人が傷ついてしまうとか、否定してきた人が苦しむことになると考えてしまうこともあるかもしれない。
しかし、そんな時は決まって、あなたは苦しみの鎖につながっている。
こんな時は、自分自身にこう問いかけしてみてほしい。
・“自分がやりたいことを我慢した方が本当の幸せを分かち合える”という世界を信じたいのか?
・“自分がやりたいことをチャレンジした先に本当の幸せを分かち合える”という世界を信じたいのか?
どちらが正しいかよりも、どちらを信じる自分を今、選択するかだろう。
いつでも、自分の信じた世界を覆すチャンスあるだろう。
ただ、その機会は絶好のチャンスだ。
あなたの感情が大きく揺さぶられる体験にこそ、
あなたが本当に求めている世界への扉が存在している。
そして、もう1つだけ確認してほしいことがある。
・あなたのやりたいことを否定してくるその人は、やりたいことを本当にやっているだろうか?
心理的には、誰かのやりたいことを「やめなよ!」と言いたくなる考えは、「自分もやっていないんだから、あなたも我慢しなさい」という意識や、「自分がやりたくないことを我慢してやっている時にあなたもこっちをやりなさい!」という意識のどちらかだったりする。
でも、そのどちらの意識もその人自身が苦しむ考えだったりもする。
だからこそ、あなたが本当にそのことをやりたいなら、本気になってそのことを決めて実行することで、あなたのやりたいことを否定してくれた人の心の奥に潜む「本当にやりたいこと」を見つけ出すことを、あなたの勇気ある行動が手伝うことになったりする。
あなたのやりたいことを否定してくる人の本当の本音は、やりたいことを誰かの意見に従って諦める生き方をしてきた人にはわからないかもしれない。
それは、このチャンスを「私はこんな世界を信じてる!」と自分自身に示し、自分の人生がより望む方向に向かうために挑戦し、恐怖を乗り越えてきた人だけが味わえる感覚なのかもしれない。
だからこそ、あなたの心が本当にやりたい!と思っているなら、否定してくれるその人たちのためにも、この機会にあなたのやりたいことを貫いてみると今までとは違った世界が見えてくる。
イチローも引退会見でこんな言葉を残している。
「成功すると思うからやってみたい、それができないと思うからやらない、という判断基準では後悔を生むだろうと思う。やりたいならやってみればいい。できると思うから挑戦するのではなく、やりたいと思うなら挑戦すればいい」
全く違った意識で、
全く違った行動を通して、
全く違う世界が見えるようになり、
全く違った世界が創造される。
僕たちは、すぐに頭で考えてしまう。
僕たちは、すぐに他人の言葉に惑わされてしまう。
僕たちは、自分のやりたい!という気持ちをもっと純粋に大切にしていいのかもしれない。