「人生なんてこんなもんか・・」
僕は、ずっとそう思ってきた。
当時の僕には、自分という人間が変化・成長した実感もなく、
「人生が変わった！という人」に出会ったこともなかった。
そんな人は、ほんの一握りの人でしかなくて、
僕とは全く違う世界の人だと思ってきた。
そして、当時は、
「仕事は我慢して当たり前」
そう思ってた。
仕事は選ぶものではなく、
できることを我慢してやるしかない。
そう思ってた。
誰かの笑顔なんて想像する余裕もなく、
誰かの役になっている実感もなく、
自分の価値がないことをバレないようにするばかりに
意識を向けていた。
当時は、
そんな自分にさえ、
全く気がついていなかった。
楽しいことより、認められるため！
やりがいよりも、認められるため！
仕事でそんなことを優先していた気がする。
でも、ずっと心のどこかに違和感があった。
認められるために、
何か大切なことを犠牲にしている気がした。
そして、
やりがいのある仕事を探そうと、
理学療法士という仕事を見つけた。
理学療法士は、本当にやりがいのある仕事だった。
患者さんの笑顔にたくさん出会えた。
そのための学びもどんどんしていった。
でも、どこかでもっと自分を活かせる気がしていた。
その「自分はもっと輝けるはずだ！」という感覚は、
数々の挫折と共に、より強く育っていった。
そんな中、人生最大の挫折体験が起きた。
そして、
自分が何のために生きてきたのかわからなくなった。
何で自分がこんなに苦しい思いをするのかわからなかった。
感じたことのない怒りも込み上げてきた。
どんなことにもすがりたい気持ちになった。
そして、
自分がこれまでやってきたことが
誰の役にも立たないような気がした。
目の前の患者さんを前に、
力を発揮できない自分を責めたりした。
こんなことは初めてだった。
そんな自分に不甲斐ない、
悔しい気持ちになった。
でも、そのどん底のような苦しみの中に、
ある時、１つの光が見えた。
「こっちに進んだらいいんじゃない？」
自分の中から、そんな声がした。
その感覚を求めて、
興味のあることについて、
死に物狂いで学んでみた。
そこから何かに突き動かされるように
自分の内面が変化していった。
自分でもどうなっちゃうのかわからないほど、
変化している実感があった。
そして、現実世界もどんどん変わり始めた。
今までできないと思っていたことが
楽しいことに変わった。
人見知りだった自分が人と話すのが大好きになった。
自分の意見を主張できない自分が自分の考えを
表現することも好きになった。
そんな時間をしばらく過ごしてきて、
１つだけわかったことがある。
それは、
「どんな人の中にも才能が眠っている」ということだ。
そして、
誰だってその才能を活かして、
自分らしく輝いていけるということ。
その才能は
大きく揺れる感情の奥にそっと隠れていたり、
自分では苦手と思っている奥にあったり、
自分では気づきにくい形で存在していることも知った。
だからこそ、
色々な角度から、人の才能を見出す手法を研究してきた。
そして、何かが自分の中で繋がり始めた。
そして、ある時、
「こうすれば誰でも簡単に目の前の人の才能を見出せる」
ということが、バーンと腑に落ちた。
そして、この仕組みや概念を活用して、
目の前の人の才能や本当の望みを見出す仲間を作りたい！
そう思うようになった。
そして、
「自分の幸せを深め、他人を幸せにする自分になる長期講座」を作った。
たくさんの仲間が参加してくれた。
そして、たくさんのことを共有できた。
たくさんのことを分かち合った。
たくさんの感動が生まれた。
なんども感動で泣いた。
やっぱり、
自分が本当に大切にしている価値観を
分かち合える仲間は最高だ。
そんな大切な価値観を分かち合える仲間に
幸せになってもらうこと以上に幸せなことあるだろうか？
たくさんの人に支えられて今の僕がある。
あったことのない方にまで応援され、
支えられている。
出会ったことのない先人たちにも、
支えられながら今を生きれている感覚もある。
そうやって僕に与えられた気づきや大切なことを
全て包み隠すことなく、伝えられる機会があるのは
本当に嬉しい。
長期的に共有する時間を持って初めて
受け取れることもある。
いよいよ、今週から東京での長期講座【第２期】が始まる。
今回、参加してくださる仲間と
大切なエッセンスの全てを分かち合える喜びに
今からワクワクが止まらない。
