苦しみで表現された潜在意識の意図
私が本当の自分を歩き出したのも苦しみの中だった。
ある時、私の人生において、“最大に落ち込む出来事”が起こり、
数ヶ月間、「俺は何のために生きているんだ」と自分自身に問い続け、
何度も一人で泣き続けた時期があった。
その苦しみの中、私の潜在意識は、人との出会い、本との出会いなど
様々な角度から「本当の自分が進みたい道」に導いてくれた。
そして、理論で固められた(自分で勝手に固めた)理学療法の世界を飛び出て、
言葉の技術を用いて”あらゆる病気をやめる手伝い”をする道(従来のカウンセリングとは一線を画すカウンセリング)を歩み出した。
そして、言葉でうつ病や発達障害だけでなく、癌や認知症やアトピーや心臓病や難病など
あらゆる病気の根本原因にアプローチすると解決できるという現実を目の当たりにしてきた。
自分の使命(生きる目的)を進む
あらゆる病気の根本原因にアプローチすることで、それらを解決できることを体験し続けた私は、
現在、「心に寄り添った新たな医療の枠組みを創造する」をテーマに掲げ、
活動を始め、それが自分の使命(生きる目的)だと思い、進んでいる。
これが自分の使命(生きる目的)だという証拠は何もないが、
自分がそう思い、そこに幸福感を味わいながら、進んでいる。
この世に生まれてきた役割が「心に寄り添った新たな医療の枠組みを創造することだ」と思いながら、
進んでいるというだけであって、
「大きなことをやってやろう!」とか「俺の夢は大きいぞ〜」と思っている訳ではない。
ただ淡々とそれがやりたくて、日々幸福感を感じながら進んでいる。
それがやりたくてやっている感覚の偉大さ
やりたいことを幸せを感じながらやっているからこそ、それに対して誰に何を言われようと影響を受けない。
たとえ非常識だと言われたとしても、やりたいことをやっている幸せを感じることは左右されることはない。
そうやって、やりたいことをやっていくうちに、さらに深い部分での本当の自分に気づき、大切なことを思い出すことになった。
そして、人は誰でもそれぞれの役割を持っていて、それがたとえどんなことであっても、どんな方法であっても、今どのような状況であっても大切な役割であることには変わりなく、みんな同じなんだということを日々感じている。
大切な役割だと決めるのは大きな体験をするからなのか?
大きな体験をしたから大きな役割を持っている訳ではなく、
何が大きい、小さいという物差しがある時点で、何か大切なものを見失っているのかもしれないと
考えるようになった。
それが、誰もが体験できない辛い経験だろうが、誰もが体験していない不思議な体験であろうが、
それが大きな役割を持っている訳ではなく、ただ自分の役割に導いてくれるだけの出来事だっただけ。
その辛い経験も、不思議な体験も、誰かに何か大きな不満をぶつけられるというような日常的なことと、本質的には何も変わらず
自分に何かを気づかせ、教えてくれようとしている、目の前に起きた現実というだけのことである。
のんびり野菜を育てて、自給自足している方も、
サラリーマンとして悩みながら仕事している人も、
世界中で活躍しているアーティストも、
きっと宇宙に対しては全く同じような役割を協力してやっているだけ。
ただ、そのことに気づくだけなのかもしれない。
そうして、やりたいことをやっていくこと、生きる目的に対して前に向かって進んでいく人が、なぜ治らないとされた病気が治っていくのだろう?
そこに病気をやめる大きなヒントが隠れている。
ここのポイントを知っているかどうかがとても重要であると同時に、そのポイントをどのような方向に、どのような方法で、どのような意識でアプローチするかによって、クライアントさんの結果が変わってくる。
本当の自分を思い出すためのきっかけとして私のカウンセリング&コーチングを活用するのは、病気の人でなくても大歓迎である。