私たちは何のために生きているのだろう?
何のために生きているかなんて考えたこともないし、生きていることに何の意味もないと思っている人もいるかと思います。
私も以前は、生きる目的なんて、一度も考えたこともありませんでした。
そんな中、ある出来事をきっかけに「私は何のために生まれてきたのだろう?」と考えざるを得ない状況になりました。
この“ある出来事”は、当時の私は最悪な出来事と認識しました。
その“最悪”と思っていたその出来事は、様々な体験を通して意識が変化する中で解釈がどんどん変化していきました。
その解釈こそが自分の考え方や信念・価値観でした。
そして、その体験を通して導き出した”生きる目的”は、「世界中の人たちに、それぞれが自由に自己表現をしても、愛される存在だと心の奥から感じてもらうために、力を授ける仕事をしたい」というものでした。
これが「自らに力を授ける」=「セルフエンパワーメント」という会社名の由来です。
※会社名:合同会社セルフエンパワーメント
最悪だと思っていた出来事から生じた疑問は、「私は何のために生まれてきたのだろう?」であり、その疑問の答えは、「世界中の人たちに、それぞれが自由に自己表現をしても、愛される存在だと心の奥から感じてもらうために、力を授ける仕事をしたい」というもの。
ということは、「最悪だと思っていた出来事」は自分の生きる目的を実感し、確信して生きていくその過程としてわざわざ起きてくれたと捉えることもできます。
そして、「最悪な出来事」だと認識しただけであって、生きる目的を自覚できた側面から見てみたら、「最高の出来事」であるともいえます。
私たちは、「最悪な出来事」として、それを認識し続けることも選べますが、視野を広げてみると、どんなものであっても見方や角度や意識によって「最高の出来事」であることをわかるようになっているのかもしれません。
最悪な出来事を最高な出来事に変換するために
私にできることは、クライアントさんの可能性を一気に拡大するための、ほんのきっかけにすぎません。
そして、クライアントさんが、自分の力で自分の人生を最高のものにしていくための、ほんのきっかけに過ぎません。
私は自分の人生の選択権は持っていても、クライアントさんの人生を決定するような権限も想いもありません。
私も最悪だと思っていたことから最高だと認識が変わる過程では、多くの感情も、体験もしてきました。
だからこそ、目の前のクライアントさんがどんな方であっても本当の姿を表現し始めることを知っています。
最悪を最高に変えた体験をもつ私にできることは、目の前のクライアントさんに心の奥から寄り添い、本当の望む形で自己表現する姿になれることを信じて関わり続けることだと思っています。
テクニックより大事なことがある?
これまで、様々な心理技術・人との関わり方を学んできましたし、今でも学び続けています。
しかし、そのテクニックは、ある重要な点を見逃していては「全く無駄」、「むしろ逆効果」になることもわかっています。
だからこそ、私は様々な人間関係や社会・世界との位置付けから自分を深く知る旅を今も続けています。
深く知れば知るほど、嫌な自分を発見したりします。
深く知れば知るほど、見たくない自分もいます。
深く知れば知るほど、目の前のクライアントさんに貢献できることもわかっているから、ただそれを続けるだけです。
そして、ある時、私も自分の心の中にあった”大きな闇”を見つけました。
そして、その闇も自分であることを認め、それまでとは全く違ったバターンの行動を起こしました。
その体験によって、またさらに世界を見る私の目が変化したのがわかりました。
その体験によって、何をしても、何を言っても、自分に正直に生きれば”愛される存在”なんだと更に深く知ることができました。
きっとそのことを知るために私たちは生きているのではないでしょうか?
全ての事象が愛の表現だとわかる
アインシュタインもスティーブジョブズも最後は「愛」について語っています。
そうやって先人たちが、「人生において本当に大切なこと」を大切な命の最後に教えてくれています。
だったら、いつからその愛というものを自分の中で大切にしていく一歩を踏み出すのでしょうか?
カウンセリングでその一歩を踏み出せるようにもなれますし、自分で勇気を出して一歩を進むこともできると思います。
愛とは、あらゆるものやあらゆる出来事の背景に必ず存在しています。
そして、その姿は見えないようになっていることもあれば、なかなか気がつきにくい姿であることもあります。
私は、クライアントさんが体験した出来事から見えない愛を表面化したり、その出来事が愛の表現であると確実に受け取れるような変換テクニックは持っていますが、それは私がクライアントさんに教えることでも、押し付けることもでもありません。
ただ、クライアントさんの最高な幸せを創造できる存在でいて、自分のやれる全力で、心寄り添うことしか私にはできません。
だからこそ、今後もあらゆる出来事から自分を知り、信頼し、愛を世界に発信できるよう活動していきます。