人に与えれば自分に返ってくる!?本当の意味を知り人生に活用しよう

この記事を書いた人

執筆者:松木寛
セルフエンパワーメント・コーチ
統合医療カウンセラー
理学療法士・日本抗加齢医学会認定指導士・全米ヨガアライアンス養成学校講師

そもそも、「人に与えれば自分に返ってくる!」という言葉は本当に正しいのでしょうか?
もし、本当にそうだとしたら、幸せになるのは簡単な気もします。
ここでは、「人に与えれば自分に返ってくる!」の本当の意味を知り、それを人生にどう活用するのかについて解説していきます!
 

目次
1.人に与えると本当に自分に返ってくるのか?
2.人に与えると自分に返ってくるものの正体とは
3.完全に満たされている人から見た自分に返ってくる理論の確認
4.満たされていない人から見た自分に返ってくる理論の確認
5.行動の裏側にある前提を体験することに
6.この法則をどう人生に活用するのか
7.この法則を人生に活かす前にやるべきこと
8.自分が表現していることに気づくことの重要性
9.まとめ

1.人に与えると本当に自分に返ってくるのか?


もしかしたら、
「あの時、あの人にあれを与えたのに・・返ってきていない気がする」
「この前、これも与えたのに・・全然私は幸せになれていない」
と考えてしまう人もいるかもしれません。
そんな時は、「人に与えれば自分に返ってくる!」という言葉の理解をここでハッキリとさせておくとスッキリするかもしれません。
「人に与えれば自分に返ってくる!」という言葉をどこかで聞いたことがあるし、偉い人もいっているから本当なのだろうなと思いながら、「与えることが正しいんだ」という部分だけ切り取って解釈し、「与えることができない、与えようという気持ちになれない自分はダメなんだ・・」と自分を責めてしまっている人さえいるかもしれません。

2.人に与えると自分に返ってくるものの正体とは


人に与えると返ってくると言われている返ってくるものとは、一体何のことなのだろうか?
「去年は5人の友人にプレゼントを与えたのに3人からしか返ってこなかった」
こんな時は、”人に与えると自分に返ってくる理論”が「嘘なんじゃないか・・」と感じてしまうかもしれません。
しかし、実はここでいう”与えるもの”、”返ってくるもの”とは物ではありません。
では、一体その正体は何なのでしょうか?それは、”感覚”や”感情”や”思い”です。
もし、あなたが誰かにプレゼントをあげる時に「これでいっか!あげときゃ返ってくるでしょ」という適当な思いでプレゼントを渡したとしたら、その時の適当な感覚や感情をどこかで体験することになっているのです。
「僕は与え続けたから、成功したんだよ」という成功者と呼ばれる人は、物や機会や言葉を与えただけでなく、そこに感覚や感情や思いを与えていたから、成功と呼ばれる現実を体験することになったのです。

3.完全に満たされている人から見た自分に返ってくる理論の確認


突然ですが、自分が完全に満たされる状態を
想像してみてください。その時、誰かに何かを満たしてほしくなりますか?誰かに認めてほしくなりますか?
もし、なるとしたらそれは完全に満たされた状態を想像できていないので、改めて想像してみてくださいね。

はい!改めて最高に満たされている自分でいる時、「誰かに何ををもらいたくなりますか?」それとも、「誰かに何かを与えたくなるでしょうか?」きっと、多くの人が、与えたくなりますよね?
そして、その完全に満たされている自分が、さらに目の前の誰かに幸せになってほしくて何かを与えたとしますね?与えている時って自分はどのような気持ちでしょうか?

「「嫌だな〜」と感じながら与えるでしょうか?」それとも、「役に立てて嬉しいな〜」と感じながら与えるでしょうか?

きっと、最高に満たされている人が与える時ってたぶん後者ですよね?この「嬉しいな〜」を感じながらやっている行動をしたら、またいつか「嬉しいな〜」を味わえる体験が返ってきます。

4.満たされていない人から見た自分に返ってくる理論の確認


次に、自分が全く満たされていない状態だと想像してみてください。その状態のあなたが、「与えないと幸せになれない」という言葉を信じて、誰かに「与えなきゃ・・」という気持ちで、与えている時はどのような気持ちでしょうか?

「この行動をすれば、いつか幸せが巡ってくるはずだ・・」と思っているかもしれませんし、
「私が与えてるんだから、喜んでほしい・・」という期待も持っているかもしれません。

しかし、この状態での思い(その裏側にある前提)は、「今の私は幸せではない」という自分として行動していくことになります。今は満たされていないという自分で行動していることになります。そのような行動をしていても、実はこの思いや前提や感覚や感情が自分に返ってくるのです。だから、この状態で誰かに何かを与え続けたとしても、自分はいつまでたっても、幸せではない、何かが満たされないという現実を体験し続けることになります。つまり、自分の足りてないという前提、満たされていないという前提が返ってくることになります。ここでも、与えれば返ってくる理論が成立していますね。ぜひ、これらの実験してみることをお勧めします。

5.行動の裏側にある前提を体験することに


ここでもう一度、振り返ります。与えて返ってきたものはなんだったか??それは自分の前提(想い)でしたね?
つまり、「誰かに与えれば、自分に返ってくる」という言葉の本当の意味は、何か物や形や行動を与えることが返ってくるのではなく、その行動の裏側にある自分の前提や思いや感覚や感情が返ってきているのです。
もう少し説明すると、「与えたんだから喜んでよ」とか「私もやったんだからあなたもやってね」という条件付きでの与える行動の場合、その条件がなければ与えたくない何か(満たされていない前提、何で私を満たしてよという前提)が潜在意識の中に存在しています。
「何もなければ与えたくない」の裏に「私は、何かが足りない」「まず私を満たしてほしい」というエゴのようなものが潜在意識の中に存在しているということになります。人によって、その足りないと思っているもの(欠乏感)は違いますが、その足りない何かを現実の中で体験していくことになります。

6.この法則をどう人生に活用するのか


もし、自分が”足りない”と思っている認識があれば、「何かがないと幸せになれない」というように、”自分の足りないこと”に焦点があたり、”自分の足りないものを埋めてくれるもの”を探そうとします。逆に完全に満たされている自分だとしたら、足りないことに焦点は当たらずに、自分のやりたい・好きな行動をすることになります。だからこそ、純粋に「楽しい!!」「最高!!」という感覚や感情を体験することになっていきます。
この法則をどう人生に活用するかというと、自分が最高に満たされた状態で、本当に嬉しい気持ちを持って与えるという機会を増やしてみるということです。今までは何をすれば幸せになれるだろう?と行動に焦点が当たっていたかもしれませんが、実際は行動の裏側にある思いや感覚や感情や前提のほうが自分に返ってきます。そのため、自分がいかに満たされた自分として、幸せやありがたさや感謝を感じながら、前の前の人に与えているのかは実験してみると面白いことが起きます。しかし、潜在意識の中に満たされない過去の体験が刻まれていると、頭でこれを理解していてもなかなか実践が難しくなる時があります。その時は、潜在意識の調整や感覚の調整を行ってからのほうが効果的かもしれません。

7.この法則を人生に活かす前にやるべきこと


まず”誰かに何かを与える”よりも、自分が満たされていないと思っている状態から満たされた状態にしていくことが大切になります。なぜなら、自分がどこかで満たされていないと感じながら、誰かに一生懸命何かを与えようとしても、なかなか簡単には満たされた気持ちになれなかったりします。もし、誰かが本当はやりたくないのに、我慢してあなたに何かを与えてくれたと知ったら、あなたは何を感じますか?それって本当に嬉しいですか??
そして、もし、あなたが満たされていない(本当はしたくない)のに、「与えるなきゃ幸せにならないから」と思いながら、頑張ってそのことをしていたとしたら、相手はどう感じるでしょうか?見えないその感覚を私たちは実は感じていたりもします。だからこそ、まずは自分を満たすことに集中することは大切です。自分を満たす方法はいろいろあります。例えば、自分の過去の罪悪感を溶かす、人に言えなかったことを勇気を出して話す、自分のやりたいと思ったことをやってみる、自分のやりたくないと思ったことをやめてみる、抑圧している感情を出してあげるなどいくつも自分を満たしてあげる方法があります。しかし、その人の現在の状態にあったものが大切ですので、また詳しくは別の機会でお話しさせていただきます。
参考:罪悪感が消えない人へ|心の痛みを手放すための3つの行動

8.自分が表現していることに気づくことの重要性

あなたは何かをする時に、どのような自分を表現しているか考えたことがあるでしょうか?
丁寧に見てみると、「我慢している私」を表現しているかもしれませんし、「私が犠牲になれば他人が幸せになるのよ」という表現かもしれません。このようなことは、自分でも気づかないうちに潜在意識の表現としてされているとがあるので、気づいてあげることができれば、本当に望んでいる自分の在り方を表現できるチャンスが広がります。何事も気づかないと、無意識はその表現を続けていきます。しかし、そのことに気づけば、本当の自分は何を表現したいのかを振り返り、意識的に選択することもできます。だからこそ、好ましくない体験が起きた時に、自分がいかに気づけるかがとても重要です。

9.まとめ

もう一度整理すると、「与えることが正しい」のではなく、まずは自分の素直な気持ちに気づいてあげることが大切です。そして、その自分の気持ちに気づいてあげれば、その気持ちを尊重してあげたり、叶えてあげたり、受け入れてあげることができるチャンスがひろがります。もし、自分のどんな気持ちもわかってくれる人がいたらどうでしょうか?そして、自分自分が自分を「そういう気持ちだったんだね、大丈夫だよ」と受け入れることができた時、自分の心はどういう気持ちになるでしょうか?そのように、自分を満たすことを無視して、「他人に与えることが大事」という誰かが表現した言葉を信じて、自分を満たすことをしないから、体が苦しくなっているのかもしれません。むしろ、その苦しみという存在が「もっと自分を満たしていいんだよ」「もっと幸せになってもいいんだよ」と体や心を通して、教えてくれているのかもしれません。この記事を通して、「自分を完全に満たしてから人に与えるべき」といいといいたいわけではありません。しかし、大切なのは、自分の前提だということは忘れないでください。その自分の前提が満たされているのか?満たされていないのか?満たされていないなら、何が満たされていないのか?それを会話の中で明確にして、満たしていくようなことを本気で解消したい方は、個別の相談も受け付けております。

この記事を書いた人

セルフエンパワーメント・コーチ 松木 寛(まつき・ひろし)
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