感情の扱い方とは

 
私は、日常的に起こる物事に対して、イライラすることがほとんど無い。

心理学や潜在意識のことを学び、全ては自分が引き起こした現実であることも知り、その特徴が更に強化されている気がする。

そして、何が起きたとしても、「全部自分に原因がある」という前提で、自分と向き合いながら、人生の歩みを進めている。

そんな中、先日ちょっとだけイラッとするような感情が自分の中に芽生えた。

そこで、私はこの感情を味わってみようと自分で実験してみることにした。わざとイライラしてみたのである。

そうすると、だんだん必要以上にイライラしてきて、元々はなかったような怒りの感情さえも出てくるのを感じた。

その時に、「もしかしたら人は、ほんの些細なきっかけで感情的になっているだけなのかもしれない・・」と思った。

些細な感情に浸り、振り回され、怒りを増殖させることもできれば、

その感情が発生した自分には気づきながら、今見たい焦点を別に当てることもできる。

感情を抑圧してしまうと、身体が「病気」として、それを表現してしまうこともある。

そのため、感情というものをどうにかコントロールしたいと願う人もいるだろう。

もちろん、ある原則を知り、実行すれば、感情のコントロールも結構簡単に可能だが、

感情を本当の自分を知るために活用することもできる。

イライラしたのは本当に相手のせい?

例えば、Aさんを見て、

イライラする人もいれば、

全くイライラしない人もいれば、

尊敬する人さえもいるかもしれない。

つまり、イライラする原因はAさんにあるのではなく、イライラした人の心にあるだけである。

それなら、なぜイライラしたのだろうか?

それは認めたくない自分が表の意識として出てきたり、思い出したくない過去が思い出されたり、

自分で決めつけたルール以外のことを羨ましく思う妬みなどから生まれているのかもしれない。

だとしたら、その認めたくない自分をどう認めるか、思い出したくない記憶をどう調整するか、

他人への妬みを持ってしまったきっかけなどをカウンセリングを通して、介入すれば、

イライラしなくなったり、他人を受け入れられるようになったりしていくことができる。

その変化を体感した時に、初めて他人を受け入れるということは、実は自分への強い信頼があるから成立するのだということに気づくかもしれない。

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