感情と認知症の関係

 

今日、道を歩いていた時、お父さんに大きめの声で怒る娘さんを見かけた。

それを見て、「お父さんのことを信頼してるんだなー」と微笑ましくなった。

その娘さんは、お父さんの何かにイライラしたのかもしれない。

しかし、お父さんにそのイライラをぶつけても、心の奥では「ずっと愛してくれる」とか

「受け止めてくれる」という強い信頼があるから言えるのかもしれない。

このイライラや怒りを言葉で表現しているかどうかは、人の体への影響は異なってくる。

『感情はどのように扱う?』

感情は表に出せば、問題とならないが、隠し持っていると苦しみの種になる。

表に出すと、バカらしくなったり、スッキリしたり、傷ついた相手をみて、自分の心の中に別の解釈が生まれてくる。

しかし、その負の感情を良くないものとして認めずに隠し持っていると、その感情を繰り返し感じる出来事を起こしてしまう。

なぜならば、その感情がわいた原因はその人の心の中にあり、その原因を解決したことにならないからである。

このように自分に発生した負の感情と向き合うことなく、隠し持っていると、そのことを考えることが苦痛になったり、人生が嫌になったりして、自分を認知症にさせたり、別の病気にさせてしまうかもしれない。

ここでいいたいことは、怒りを全て他人の責任にして、ぶつけなさいというわけではない。

隠された感情は表に出して、それを認めて、許して、解釈を変えることで認知症を含めた様々な病気の予防になるかもしれない。

『認知症の方にも症状の変化が』

認知症予防したい方などは、自分の潜在意識の中にある隠された感情を洗い出すこともとても有効だろう。

そして、洗い出した感情の原因を解決することが難しい場合は、私のカウンセリングでも解消できると思う。

そして、認知症予防だけでなく、すでに認知症と診断されている方にも思いっきり感情表現をしてもらうことで、明らかな症状の変化を示すことも多く見かける。

認知症が治らないとされている常識と現実の可能性との差にどうしても違和感を感じてしまう。

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