昨日は、梯谷幸司先生主催の「認知症をやめる・やめさせる3つのステップと7つの心理技術」というセミナーにて事例と一部のパートについて、お話させて戴きました。
まず、冒頭から
「認知症が治らないと言っている人は、ただの素人でしょ」
そんな話から始まりました。
私も理学療法士・日本抗加齢医学会認定指導士として様々な学会にも参加してきて、
認知症の分野で何十年も活躍されている医師であっても治らない立場をとられている方もいれば、
初期なら何とか防ぐことができると考えている医師もいることも知っています。
しかし、昨日のセミナーにご参加して戴いた方なら、ピンとくるかもしれませんが、
どちらも本質的な考えからはズレているかもしれません。
なぜなら、認知症の本当の原因にどちらも対処していないからです。
・認知症の本当の原因は、何なのか?
・その見つけ方は具体的にどうすればいいのか?
・認知症と言われている方だけの問題ではなく、家族が出来ることは何なのか?
・家族が原因となる認知症に対するとはどのような対処が必要なのか?
・どういう前提や想いを持って認知症と言われている方と接するのか?
・どういうステップを踏んで、認知症をやめさせる方向に進めていくのか?
・どういうテクニックを使用して、認知症と言われている方に影響を与えていくのか?
・重度認知症者への関わり方と重要な大前提とは何なのか?
そのようなことをご参加戴いた皆様と共有できた大切な時間でした。
そして、限られた時間の中で、私が関わり劇的な変化があった「認知症と言われる方」や「高次脳機能障害と言われている方」の事例(介入方法、成果)について、お話させて戴きました。
確かにその成果は奇跡的なことですが、全員がそのような展開になるとは言い切れない部分も残っています。
今後も更に認知症をやめるために有効な方法や隠された要因の対処方法などは、研究を続けて更に精度を高めていく必要は感じています。
認知症の本当の原因は見過ごされていないか?
認知症の原因は、アミロイドβタンパクが脳内に蓄積して、脳内のニューロンが脱落していくことが一つの原因とは言われています。
しかし、本当にこれが原因なのでしょうか?
現代医学では、なぜ、アミロイドβタンパクが蓄積したのか?という重要な点が見逃され続けています。
そこを明らかにしたのが、昨日のセミナーであったと思います。
「認知症は治らないもの!」という前提で、こうするべき!と行動をしていくのか、
「認知症なんて、本当の原因にアプローチしたらやめることができる!」という前提で行動を決めるのとでは、
全く違う世界になっていくだろうと思いますし、
また、将来的にはきっと「認知症が治らない時代もあったんだよねー」
と笑い話のようになることだろうと思います。
どんな時代も新しい常識を創ってきた先人達は、バカにされたり、変人扱いされてきたかもしれません。
しかし、そんな方々の本質を信じた結果が今の文明の発展にも大きな役割を果たしています。
私は、日々ブレることなく、「心に寄り添った新たな医療の枠組みを創造する」ために、今後も進化し続けてます。
4月からの認知症・ガン・難病・その他の身体症状に対するセッションは、月曜日と木曜日と金曜日と土曜日は、表参道首藤クリニック付属統合医療研究所で行います。
そして、この研究所のすごいところは、病気でない方も受けることができるというところです。
病気を予防したい人だけでなく、ビジネスの目標を達成したい人、人間関係を修復したい人、生きる目的を見つけたい人など現在病気でない人のセッションもお受けすることができます。
曜日によっては、スカイプセッションや遠方への出張セッションなどもお受けしております。
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