本当の自分に辿り着くために高めたい力とは

私たちが日常で感じる「違和感のようなもの」
それを感じずにいつも心地よくいる人が、
精神的に大人であり、理想的な人として
勘違いされていることがあります。

しかし、私は「違和感」という感覚に
全く違ったことを感じています。

それは、「違和感」を感じるということは、
自分の最も大切にしたい感覚を
忘れていないということです。

別の言葉で表現すると、
自分の内側にある「魂の望み」を
忘れていない状態だとも言えます。

逆に、自分にとって望まないことが起きても、
「まあ、いいじゃん」と自分の感覚を
すぐに心地よさに繋げようとすることもあります。

しかし、

実際に起きている現実と向き合わずに、
表面的な心地よさという感覚と
繋がることを繰り返しているうちに、
その回路ばかり、強化されてしまい、

「違和感をすぐに消そうとする」
     ↓
「違和感の裏側にある望みにたどり着けない」

「自分がわからない」

「生きる氣力が失なわれてくる」

「人生ってこんなものだよねと納得する」

そうなってしまうことが
普通に起きていたりもします。

「自分とは、本当はどんな存在なのか」
「自分は、本当は何を望んでいるのか」

もし、どこかでそう感じていたら、
違和感や不快感の中に留まれる力を
養うことはとても大切になってきます。

違和感や不快感という感覚の中に
無自覚に入ってくださいねと言っているのではなく、

感覚は自分そのものではないことをわかりながら、
その感覚が自分を教えてくれるものを
誠実に受け取ろうとする姿勢やあり方が、
今後は問われてくる時代に入ったと思っています。

「わかってないことがわからない状態」は、
この文章を読んでも、
何も感じないかもしれません。

しかし、わかっていないことが
わかった状態の人には、
何かのヒントになるかもしれません。

もし、あなたが日常で
違和感や不快感を感じているとしたら、
それはあなたが問題だから
感じているのではなく、

あなたが素晴らしい存在だから
感じている感情です。

だからこそ、違和感が教えてくれる
本当のあなたを捉えにいってほしいと思います。

病気や現実的な大きな問題が起きる前に、
あなた自身の素晴らしさに氣づいてほしいと願っています。

僕も日々、反省することばかりです。
反省するたびに新たな自分の可能性が広がります。

その反省は、目の前の現実と向き合い、
違和感や不快感と共に過ごせる力によって、
少しずつ活かされているように思います。

これを見る方のひとりでも、
可能性の扉が開かれることを願い、

新年早々、これからの時代に必要だと感じたことを言葉にしてみました。

外側の世界を変えようとして、絶望したきた人ほど、
自分の内側に目を向けてみてください。

まだまだ、やれることはたくさんあるし、
世界のためにできることは残されています。

自分の内側から戦争を終わらせて、
自分のことだけを考えることを終わらせて、
内側に氣づきと平和をもたらせてください。

僕もそのことを誠実に取り組む一年にしたいと思います。

最後に、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ、よろしくお願い致します。

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