病気が治りにくい理由

 

「病気を治したい」と思うことは、誰もが当たり前のように願うことだろう。

しかし、そう思っているのは、実は私達の意識できる意識、つまり顕在意識(表面意識)がそう考えているだけなのかもしれない。

私たちの脳は5%の意識的な活動(顕在意識)と95%の無意識的な活動(潜在意識)に分かれるといわれ、私達の意識できないところで、潜在意識が体に良い影響も悪い影響も与えている。

私たちが、何も意識しなくても、体温を一定に保とうとしたり、血圧を調整したり、呼吸や心臓を動かしてくれているのも潜在意識である。

その潜在意識を調整すると、体に一体どのような変化が起きてくるのだろう?

そして、その人にあった適切な方法で潜在意識を調整できるとしたら、私たちの体にはどんな反応が細胞や遺伝子には起きてくるだろう?

(潜在意識と遺伝子の関係はここでは省略)

『病気と怒りの関係』

バッドグッド

病気と心(潜在意識)の関係からカウンセリングをやる中で感じることは、潜在意識では「病気をやっていたい」と思っていることも多いという点である。

このような表現をすると、「そんなことはあるわけがない」と思う人もいるかもしれない。

そして、病気に実際になっている人が見ると、「ふざけるな!」「お前に何がわかる!」という怒りの感情がわいてしまうかもしれない。

しかし、「その怒りの感情は、なぜ沸き起こったのか?」と、自分と向き合って、自分に問いかけてみてほしい。

人の心理的な背景として、認めたくない自分が脳の表面に思考としてでてくる時、それに抵抗し、隠そうと”怒り”が起こるともいわれている。

この記事を読んで、心が全く揺れずに「なるほどなぁ!」と思う方もいれば、「お前に何がわかるんだ!」と怒りを感じる人もいるかもしれない。

多少でも心が揺れたとするならば、その原因はこの記事にあるわけではなく、きっとあなたの中にあるだろう。

この記事に怒りの原因があるとするならば、これを読んでくれた全員が怒ってしまうはずである。

そのあなたの中にある原因(潜在意識にあるいらない思い)は、病気を引き起こした根本的な原因であることや目標達成の足を引っ張っている原因となっていることがしばしばある。

その原因を、私のカウンセリングでサクっと解決していくこともできるし、

この記事や私のせいにして、自分と向き合わずに、自分に存在している認めたくない”思い”を心の奥(潜在意識)に閉じ込め続けることもできる。

あなたは自分にあった思いを気づき、認める方を選びますか?

それとも自分と向き合わずに、他人のせいにすることを選びますか?

『病気に隠された大切な”あれ”とは?』

スタート

「病気を続けたい訳がないだろう」という思いは、それはあくまで意識できる意識、つまり顕在意識で考えていることである。

しかし、心の奥(潜在意識)では、何かのメリットを感じて、病気を引き起こしているのかもしれない。

もちろん、これが全てとは思わないが、丁寧に自分の心と向き合うことができたとしたら、「もしかして、私には病気になるこんなメリットがあったかもしれない」と少なからず気づく方もいるだろう。

忙しさから逃れられるために病気に・・・、優しく構ってもらうために病気に・・・、働かなくて済むために病気に・・・など、その人によってメリットは違うだろう。

自分の中にあるその隠されたメリットに気づき、認め、癒していくことで、病気という表現ではなく、別の表現をすることもできる。

しかし、人には現状を変えたくないメカニズムも存在している。

いつから、自分と向き合い、根本原因にメスをいれるのか

そして、カウンセリングを含めてどんな方法で自分と向き合うのか

動きはじめるタイミングが早いか遅いかは自分で決められる。

そして、タイトルにあった”大切なあれ”とは”隠されたメリット”のこと。

そこに大きな鍵が隠れているのかもしれない。

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